新型コロナウイルス、各種インフルエンザ、エイズ、C型肝炎など、院内感染のリスクから患者様とスタッフの安全・健康を守るためのさかもと歯科クリニックの取り組みをご紹介します。
「自分が受けたい治療とは?」
「自分の家族に受けてほしい治療とは?」
自分にとって大切な人を治療するときと同じように、安全な環境で治療を行いたいと思っています。その中で力を入れていることの1つが、器具の滅菌や消毒といった衛生管理があります。
新型コロナウイルスの拡大が問題になる以前より、様々なウイルス・感染症対策のために様々な取り組みを行っています。例えば、以前に「歯を削る機械(タービン)の使い回し問題」が新聞で話題になりましたが、当院ではそれ以前から全ての器具を滅菌・消毒を徹底していました。
また、設備面でも世界で最も厳しいヨーロッパ規格をクリアした高性能滅菌器の導入などの投資をして、大学病院クラス、世界水準の衛生管理を目指しています。
患者さんからは見えない部分で不安になることと思います。ですので、このページでは当院の院内感染予防の取り組みをご紹介します。
■世界最高水準・クラスBの滅菌器導入
世界で最も厳しいとされるヨーロッパ基準の「クラス B」の 滅菌レベルをクリアした滅菌器を導入しています。
新型コロナウイルスはもちろん、各種ウイルスを滅菌可能です。クラスBレベルはヨーロッパの歯科先進国ではスタンダードですが、日本ではまだ導入医院が少ない最高水準の機器です。
■タービン(削る道具)含めすべて滅菌、薬液消毒
患者さんと後に、全ての器具を滅菌・消毒しています。一時期話題になった「タービン(ドリル)」の使い回しはこの機器が導入されていない医院が問題となっていました。
滅菌後は診療時にパックを開けるため完全な滅菌状態が保たれていますのでご安心下さい。
■器具は1つ1つ滅菌パックに入れてます
器具を滅菌したとしても、器具を保管する際に空気に触れることで細菌が付着してしまう可能性があります。
それを防ぐために、滅菌時に個別に滅菌パックに入れて、使用直前に開封しています。
■次亜塩素酸水で診療ごとのユニット消毒
診療台は患者さんごとに、次亜塩素酸水をアルコールで拭き取ることで除菌・消毒を行っています。
患者さんが触れるところ、座るところはもちろん、術者が触れるところも全て丁寧に拭き取っています。気になる方は、診療後に手指消毒スプレーもご活用下さい。
■グローブ等を患者さんごとに交換
グローブ、エプロン、紙コップ、トレーは使い捨て製品を使用して、患者さんごとに必ず交換をしています。
別の患者さんに触れた場合にも都度交換しています。他の方の口の中を触ったあとに、そのまま触れることは絶対にありませんので、ご安心下さい。
■全員がゴーグルを装着して飛沫感染対策
スタッフと患者様の間でのウイルス感染が防げるように、術者は全員がゴーグルを装着して診療しています。
何よりもドクター、スタッフの感染を防ぐことが患者さんの安全に関わるため、徹底しています。
■全員のマスク装着と手洗いの徹底
診療中は飛沫感染防止のためにマスクの装着、手洗いの徹底をしています。
当たり前のことですが、最も重要なことなので回数や手洗いの方法まで全員が徹底しています。
■待合室、トイレのこまめな除菌、清掃
一日の複数回、待合室とトイレの清掃を行って、除菌・消毒を行っています。
トイレは飛沫感染のリスクがありますため、みなさんも使用時には手洗いの徹底と、流すときには蓋を締めていただくようお願いいたします。
■口腔外バキュームの導入
歯を削る際には、目に見えない細かい粉塵(歯、金属、血液、ウイルスなど)が沢山飛び散ってしまいます。
それを吸い取って空気中への飛散を防止する機器を導入しています。
■空気清浄機の設置(ウイルス対策機能付き)
待合室にはウイルス対策機能が付いた空気清浄機を常時稼働させています。また空気が乾燥する時期には加湿機能も使用しています。
また、フィルター清掃と交換も頻繁に行っており、空気清浄に努めています。
■ユニットは距離を開けた設計です
一般的な歯科医院よりも、隣のユニット(チェア)の距離を広く確保した設計になっています。これは、粉塵や飛沫対策を目的しています。
また、パーテションも全てのチェアごとに設置をしています。
■院内の定期的な換気を行っています
定期的に窓を開放して換気を行っています。少し寒く感じる部分もありますが、院内感染防止のためにご理解の程お願いいたします。