安全な医院
先日、北海道から飛行機に乗って研修会を受けてきました 🙂
「歯科医療安全に関する総合的研修会」と「在宅療養支援歯科診療に関する総合的研修会」です。
とっても難しそうな内容ですね(^^;)
どんな研修会かと言いますと
「歯科医療安全に関する総合的研修会」の内容
- 偶発症に対する緊急時の対応について
- 医療事故について
- 感染症対策等の医療安全対策について
要約すると、「ちゃんと診療していても想定外のことが起きるかもしれないので、そうなったときはどうしたらよいか」ってことです。
さかもと歯科クリニックを開院する前からこれらのことは当然学んでおりますが、医療は日々進化しますので、現在においての最新の情報を学んできたわけです。
例えば今後日本が高齢化社会、そして高齢社会になった場合、歯科医院を含めた医療機関に受診される方の割合は年配の方が増えてくる可能性があります。
もしその方々が高血圧や糖尿病など、何か全身疾患をお持ちだった場合、少しでも安全に治療を受けていただくために、やるべきことがあるのです。
さかもと歯科クリニックでも、今よりさらに安心・安全に歯科医療サービスを受けていただけるよう、必要なことを随時進めていきたいと思っております。
もう1つの研修会についてです。
「在宅療養支援歯科診療に関する総合的研修会」の内容
- 高齢者の心身の特性(認知症患者への対応を含む)
- 口腔機能の管理
- 緊急時対応
- 歯科疾患の継続管理
これらは、訪問診療に活用できる内容です。
上記のようにご高齢の方が増える時代になりますと、なかなか外来診療に行けない方も増えてくると予測されます。
「以前はちゃんと噛めた入れ歯が最近痛くて満足に食事もできない。でも歯医者に行けない。どうしたらよいもんか」とお困りの方が増えてしまうかもしれません。
さかもと歯科クリニックでは現在ご自宅に伺って歯科治療をする「訪問診療」はしておりませんが、将来的には必要になると思っていますので、少しずつですが準備しはじめております。
自院にお越しになってくださっていた方はもちろんのこと、そうでない方でも入れ歯が痛くて食事に困っている方のお力になれればと、微力ではありますが貢献したいと思っております。
今回受講してきた2つの研修会は、これからの歯科医院のあり方を改めて考える良いきっかけになりました 😀