染め出し液で、磨き残しをチェックしましょう

自然に歯の表面に付く、ヌルヌルとしたプラーク(歯垢)。

このプラークにはたくさんの細菌が潜んでおり、ムシ歯や歯周病の最大の原因です。そのため、毎日の歯みがきでプラークをキレイに除去することが、健康な歯を保つためには欠かせません。

しかし、プラークは歯の色と似ているため、見ただけでは付着しているかどうかがハッキリとは分かりません。 そこで、染め出し液を使ってプラークを赤く染め出します。

これにより、普段の歯みがきで磨き残している場所を目で確かめることができ、歯みがき方法を改善することができます。

染め出し液の使い方

1. 染め出し液を綿棒に付け、歯のすみずみまで塗ります。
その後、軽くうがいをして、余分な染め出し液を洗い流します。

染め出し液の使い方1

※染め出し液の赤い色は、食紅と同じ成分ですので飲み込んでも体に害はありません。

2. 磨き残しを鏡でチェックします。赤く残ったところはプラーク(歯垢)が付着しているところ、つまり上手く磨けていない場所になります。

染め出し液の使い方2

3. どの歯が磨けていないのか気にしながら、赤いところがなくなるまで、丁寧に歯みがきをしましょう。

染め出し液の使い方3

4. ブラッシングした後、もう一度染め出しを行い、赤く残ったところがないか確認します。

染め出し液の使い方4

いつも同じ場所が赤く染まるようであれば、そこを中心に歯みがき方法を改善する必要があります。

自分の歯の汚れを意識して確認する習慣は、きれいな歯を手に入れられる近道です

資料参考:プラネット