馴れても・・・
まだまだ若手だと思っている僕ですが、30代後半になってくると「親父の小言」的なことも理解できるようになってきました?
そんな中、先日インターネットで次のようなものが目に留まりました。
『馴れるということは
何と恐ろしいことであろう。
馴れることによって
感謝すべきことを
不満の種にしてしまうのだ』 by 作家 三浦綾子
とても深い言葉だと思いました。
これは仕事場でも家庭でも学校でも、どこでも当てはまるのではないかと思います。最初は誰かが自分のために何かしてくれたら「ありがとう!」と言っていたはずなのに、いつしかやってくれることを当たり前のように感じ、いつかはやってくれて当たり前、やってくれなければ不満や文句を言うようになったりすることはないでしょうか。
職場もそうです。雇用側と被雇用側、要は経営者と従業員の関係はどうでしょうか。「給料払っているのだから働いてもらって当たり前」、そう思ったりしていないでしょうか。
恥ずかしながら若い頃はそのように僕も思っていました。いえ、逆に「こんなに働いているのに、これしか貰えない」と不満を言っていました。
若い頃や社会に出たばかりの頃は、はっきり言って何もできないことのほうが多いと思います。
それを先輩方が大きな心と器で見守ってくれているだけであって、見えないところでフォローしてくれているだけであって、あたかも自分は出来ている、頑張っていると勘違いしている若者だった僕は、今思えば恵まれた環境にいたんだなぁと思います。
今は地域に貢献できる歯科医院を目指しスタッフと日々頑張っていますが、その頑張ってくれるスタッフに感謝の気持ちを忘れず、いつまでも共に頑張っていきたいと思います?