20年後の歯

本日の更新は、受付兼TC田尻です。

私は歯科で働くようになって今年で約10年目になります。

歯科衛生士ではありませんので、歯科に勤務するようになってから得た知識ばかりで、そういう意味では、来院される皆さんの感覚に近い存在だと思っています。

toothbrush

昔の自分を重ねてお話しを伺う

ですから、カウンセリング時には「そうですよね~わかります!」と共感することも多く、昔の自分を重ねてお話しを伺うこともあります。今お困りのことについて、原因をご説明し、長い目で見てその方にとって何が一番大切かをお伝えしたいなと考える毎日です。

なぜそういう思いがあるのかというと、私自身、歯で結構大変な思いをしてきたからです。カウンセリングでよくお伝えしているのが、「一度削る(治療する)と再治療がいずれ訪れてしまう」ということです。なので、当たり前ですが治療しないに越したことはありません。

自分の記憶があるころからたどると、保育園のころから私は虫歯の治療をうけていました。ハッキリ覚えているのは中学生のころ、歯の神経を取ったことです。治療後は痛みが無くなって良かった!なんて当時は暢気に思っていましたが、今思うともったいない!残念無念です。そして20年がたった今(年齢がバレてしまいますね 笑)その歯に異変が・・・!

毎日丁寧に歯磨きし、定期メンテナンスもしっかり受けていますが、そう言うことになってしまっています(泣)

日ごろ皆さんにお伝えしている、「いずれ再治療の恐れ」が自分の身に起こりかけています。

実体験を通してのお話なので、カウンセリングにもつい熱が入ってしまいます。

今何とかしておけば!今予防をしておけば!どうか皆さん気づいてください!という気持ちでいっぱいです。せっかく当院にお越しいただいたのなら、ぜひぜひ皆さんの20年後が素敵でニコニコでありますように、ご説明の精度を上げ今できることを一生懸命していこうと思っています。

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