歯科衛生士勉強会④
こんにちは。
江別市、さかもと歯科クリニックの院長、坂本です。
今日の内容は2020年10月に行った歯科衛生士のための勉強会第4弾になります。
けっこう前に書いたブログをUPしないままになっていたのですが、せっかく書いたのでタイミングはズレていますが更新したいと思います😃
さて、2020年4月から始まったこの研修もいよいよ終盤に差し掛かってきました。
(終盤に差し掛かってきた頃に書いていたようです)
2021年1月に最終回を迎え、そこで試験が行われます。
そのための実技実習がメインに行われました。
歯周病治療を始めるにあたって、保険治療では必ず必要な歯周検査(歯茎の検査)。
当院歯科衛生士はお互いに練習台になり、切磋琢磨していました。
ぜひ合格目指して頑張ってほしいと思いますし、本気で応援しております(^O^)
また歯周病治療に使う器具にスケーラーやキュレットといったものがありますが、刃物のような形状をしております。
包丁でも何でもそうですが、刃物は切れ味鋭いほうが良い仕事をしますよね。
しかし使っていくうちに刃こぼれなどで切れ味が鈍くなり、きれいに切れなくなってしまいますし、切るために無駄に力をいれてしまうこともあるかもしれません。
常に良い仕事ができるよう、歯科衛生士は鈍くなってきた器具の歯を自分たちで研いでいます(シャープニングといいます)。
これがなかなか難しいのです。
今回はこのシャープニングについても研修をしてもらいました。
上手にシャープニングできた器具でテスト用のスティックを削ってみると、
「すごい!」
と歯科衛生士たちは感動しておりました😃
これで今まで以上にレベルUPした歯周病治療を患者さんに提供できるようになったわけですが、しつこいですが形状は刃物です。
扱い方を間違うと、自分の手や指もそうですが、患者さんの口腔内を傷つけてしまいます。
ですので、人様の体に器具を入れて治療する歯科衛生士は国家資格が必要であり、専門学校で3年間しっかり学ぶ必要があります。
(歯科助手は当然のことですが国家資格がありませんので、歯石取りは出来ません)
専門学校を卒業してもまだ一人前ではありませんので、このように学び続けていく医療人。
学ぶことを拒否せず頑張ってくれているさかもと歯科クリニックの歯科衛生士たちはじめ、うちのスタッフはみんな素敵だなと思う今日この頃でした。