好意の連鎖
受付兼、TC兼、マネージャーの佐久間です。
院長ブログにも度々掲載されておりますが、最近私たちは患者さんからの差し入れをいただく機会がとても多くなりました。
手作りのお料理やお菓子、お土産、自社で開発したという新商品、手作りのマスク、手編みの靴下カバーなど、その方の優しさにいつも感激します。
受付にいる私が受け取らせていただく機会が多く、頂いてばかりいるような気持ちがしてきて何かお返しをしたいな、どんなことでお返しができるのだろうと考えるようになりました。
実は私もお菓子作りが趣味で、差しあげることが多くそれを考えてみると、渡すときにお返しが欲しいと思ってしているわけじゃないなぁ~と思いました。
じゃあ私はどうしてお菓子を人に差しあげるのか・・・。
単純に相手の喜ぶ顔が見たくてしているんだよなぁ~。
相手の喜んだ顔を見て、自分が嬉しいんだよね~。
相手のことを思ってすることだけど、自分のためでもあるんだな~。
自分にとって良いものを相手にも体験してもらいたいっていうのもあるな~。
結局、贈り物を渡すというその行為自体その人の喜びであることがわかりました。
自分に置き換えるとすごく簡単なことに気がつきこれから患者さんにしてあげたいことが明確になってきました。
差し入れをしていただいた人に限らず全員にしてあげたいこと、それは
笑顔でお迎えする
何を求めていらっしゃるか慮る
好意に対して恐縮するより全力で喜ぶ
嬉しい気持ちを言葉にしてお伝えする
当院に来たことで健康を手に入れて頂く
ここに来ることが嬉しいと思えるような環境にしていく
時々サプライズ
小さなころから物をもらったらお返しをするものだと親に教わって育ってきました。
でもお返しをする理由について深く考えたことがありませんでした。
それが当たり前と思っていたからです。もらったら返すという作業としてのやり取りでも社会生活はなんとかなるでしょう。
でも、どうしてそうするのか、そうしたいのかを今回深く考えたことで、人に対する心の持ちようが変わってくる気がします。
何気なく起こる日常の出来事をちょっと探求するもの楽しいなと思います。好意が連鎖してみんなが笑顔になりますように。