冬を乗り越えて
マネージャーの佐久間です。
もうすぐ春ですね。
今年の冬は皆さん大変な思いをされてきたことかと思います。
(冬の十勝)
例外なく当院も雪による影響を大いに受け、当院始まって以来の様々な初緊急事態に見舞われました。
朝の渋滞でスタッフが診療開始時間に間に合わない
雪で窓が開かない
室外機が雪で埋まって掘り起こす
雪の捨て場がなく駐車場が狭すぎて皆さんにご不便をおかけする
などなど、今年は本当に予期せぬことに対処することばかりで体力的にも精神的にも鍛えられた冬となりました。
「もう雪はいらない」と100回くらい言った気がします(笑)
でも、そんな状況下でもスタッフが誰ひとりケガすることなく、事故も起こさず、健康にも気を付け、協力して乗り越えられたことに感謝です。
特徴的だったのが、スタッフグループラインに毎日のように、どの道から来れば安全そうか、帰りはどのルートで帰るとスムーズだったかなど、無事に出勤して帰宅できるよう互いに情報を載せてサポートしあうことが自然に行われ、大変なことは大変だけどチーム的でなんだかいいなと嬉しい発見もありました。
ご来院の方からは、「患者側は雪で大変だったら諦めればいいけど、病院側はそうはいかないよね。開けていてくれてありがとう。朝は何時にお家出るの?帰りは何時?ちゃんと休める?」など優しいお言葉までいただいて、大変な時だからこそ眉間にしわを寄せっぱなしにせず、暖かい言葉をかけあうって大切だなと実感もしました。
そういえば、北海道の人って優しいよねと、道外の方からよく言われます。
普通にしているだけなので、どこがどう優しいのかピンときていませんでしたが、もしかしたら大変な環境下で生活をすることで、「大変だね」という「共感」があって無意識に「仲間意識」が芽生えやすくて、それによって人を気遣ったりすることが自然とできているのかもしれない。北海道民って優しさ滲み出ちゃってステキ!!
自分なりの勝手な前向きな解釈によって北海道民でいることに誇りを覚えました。
雪が降るたび、「暖かいところで暮らしたい」とつい思ってしまいますが、辛い冬を乗り越えた分強くなって優しくなれる、ここ北海道でやっぱりこれからも頑張っていきたい私です。